AP/FD NEWS Letter 2号
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高めるために主体的能力をYNU2015年2月 Vol.2NEWS LetterAFD推進部門長 挨拶キャリア支援部門長 挨拶平成26年度(2014)公開授業開催報告FPD学士力を育てる大学へFD推進部門長 上野 誠也 大学教育の多様化の中で、卒業生が共通して持つべき力として学士力がある。学士力には、単に豊富な知識を身に付けることだけでなく、チームワークに必要なコミュニケーション能力や総合的な学修経験で育まれる創造的思考力などが含まれている。これらはいわゆる学力とは明らかに異なる能力であり、社会を動かす21世紀型市民を育てる力となる。この学士力を育てる教育方法やその学修効果の測定方法が大学教育に求められている。従来の学力の育成とは異なる手法を新たに大学教育に組み込まなければならない。重要なのは、大学がどう学生を教育したかではなく、学生が大学でどう学修したかである。学生の視点に立った教育プログラムで学生主体の授業が実施され、学生が自ら主体的に学ぶ能力が付いたが問われている。今、大学教育は学生主体へと改革を進めている。その成果が出るまでには時間がかかるが、学士力を持った学生が育つことに期待している。

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