AP/FD NEWS Letter 創刊号
1/8

YNU2015年1月 Vol.1<創刊号>大学教育総合センター長 挨拶平成26年度FDシンポジウムの開催就業力と大学教育についてこのニュースレターを通じて、活発な議論を引き起こしていくための場に大学教育総合センター長 小野 康男 この度、文部科学省「大学教育再生加速プログラム」に採択して補助金を獲得し、「学生の主体的な学びのデザイン」を実現するために「YNU学士力の可視化」と「YNU就業力の可視化」を二本の柱として、全学的な学務的事項の整備を行っていくことになりました。 それに合わせて、従来FDニュースレターとして発行していたこのニュースレターをAP/FDニュースレターと改題し、大学教育において問われている事柄を、いち早く全教職員に情報発信し、活発な議論を引き起こしていくための場にしたいと思います。 横浜国立大学は、一つのキャンパスに全学部・部局が集合しています。他大学と比しても、これは大きなメリットと言えます。一方、 2011年の全学的な組織改編まで、教育人間科学部、工学部、経済学部、経営学部というそれぞれ独立した組織が同じ場所に設置されているだけ、という状況が続いてきました。組織改編後、そして、現在進行中の新学部創設の動きの中で、各学部・部局間の風通しはよくなったものの、逆に、学生を育てるための学部・部局の役割と全学教育の役割の分担が曖昧かつ困難なものとなってきました。 大学教育総合センターは小規模な組織ではありますが、その役割はますます増大しています。「大学教育再生加速プログラム」の取得を契機として、学生のみならず教職員が能力を発揮するための妨げとなる、学務的事項がないか検討し、大学が大学であるための使命を全うするために、全学的なセンターが何を推進すべきか、問題提起的なニュースレターに育てていきたいと思っています。NEWS LetterAFPD

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です