AP/FD NEWS Letter 3号
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YNU2015年3月 Vol.3NEWS LetterA平成26年(2014年)度春学期 授業アンケート実施報告FPD前向きな改善に向けて平成26年度春学期 授業アンケート実施報告FD推進部会 授業改善ワーキング・グループ 本特別号では、平成26年度春学期に行った「学生による授業アンケート」(以下、授業アンケート。)の集計結果についてご報告いたします。 FD推進部会が実施母体となり、平成17年度後期より全学部・教養教育科目統一で実施されてきた学生によるアンケートは、本年度で10年目となりました。導入からしばらくの間は「授業評価アンケート」と呼ばれてきましたが、平成23年度にFD推進部会が年間活動方針の一つとして「授業評価アンケートの抜本的改革」を掲げ、部会内の授業改善ワーキング・グループにおいて種々議論を重ねてきました。その結果、本学における「授業評価アンケート」の導入目的は、学生に授業を「評価」してもらうことではなかったこと、そして、アンケートは個々の教員の授業改善に資するために行われていることが確認され、その名称を「授業評価アンケート」から「授業アンケート」に変更することが決まりました。したがって、平成24年度から名称は「学生による授業アンケート」となっています。 名称の変更の他、平成24年度にはこれまでのアンケートから大きく変わった点がありました。それは、質問の記載順の変更です。従前までは、4段階評価による受講態度⇒授業について⇒個別質問ときて、最後に自由記述欄が設定されていましたが、当年度からは自由記述欄を冒頭にもっていきました。これは、それまで「自己点検票」に書かれていた教員からの意見(「平均点等の数値よりも自由記述の方が改善の参考になる」)や、FD推進部会の下部組織である教育改善学生グループ(通称「学生FDグループ」)からの提案を踏まえての改善です。更にその翌年度(25年度)には、質問項目の文言の修正(現行のQ9、Q10)や項目の追加(現行のQ8)が行われています。真に実効性のある授業アンケートにすべく、今後も授業改善ワーキング・グループにおいて見直し作業を継続していく予定です。 なお、ここ数年は年度末の時期に「FDニュースレター特別号」として前年度の授業アンケート実施報告を刊行しておりました。しかし、それでは遅すぎるという反省に立ち、今回はデータが揃っている実施年度の春学期分について集計結果を掲載しております。平成26年度秋学期の実施報告につきましては、データが揃い次第、本AP/FD YNU NEWS Letterにて掲載いたします。

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