平成27年度初任教員研修会を開催しました

 

 41日(水)1330より、大学教育総合センターFD推進部主催「平成27年度初任教員研修会」を、附属中央図書館メディアホールにて開催しました。初任教員研修会は、附属学校の教員も含めて新たに採用された教員を対象として、横浜国立大学の理念・教育研究目標等を理解し、初任教員が部局組織を超えて本学への帰属意識を持つとともに、高度な学術研究と魅力ある授業を行うための教育改善に取り組む姿勢を身に付けることを目的として開催しています。今回は、大学初任教員29名、附属学校初任教員25名の参加がありました。

 研修会は、2部構成で行われました。第1部では、大学初任教員、附属学校初任教員を対象として、小野康男副学長(教育担当)より、横浜国立大学の教育目標を定めた「YNUイニシアティブ」と、USRUniversity Social Responsibility)レポートを中心に、横浜国立大学の教育と概況について講演がありました。

 第2部では、大学初任教員を対象として、冒頭、梅澤 修大学教育総合センター長より、4つの部門から構成されている大学教育総合センターの役割について紹介がありました。続いて、横浜国立大学におけるFD活動とその取り組みについての紹介およびワークショップを行いました。ワークショップは、「魅力ある授業に向けて」というテーマで、大学教育の質的転換が求められている背景と、アクティブ・ラーニングを中心とした授業設計について説明がありました。その後、ペアワークを交えながら授業において教員と学生の双方向のやりとりを促すツールとして、参加者が実際にクリッカーを体験し、アクティブ・ラーニングについて理解を深めました。

 FD推進部では、参加者の方々からのアンケート結果も踏まえて、さらなる研修の充実に努めて参りますので、今後の研修においても多くの方々の参加をお待ちしております。

 

         小野副学長による講演               会場の様子

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